セミオーダー造作家具（ＴＶボード）のメリット！！「既成品家具との比較」

”造作家具（セミオーダー）”を検討しようかと思っている人にとって、まず知っておきたいのが「既成品家具と比較したときに、具体的にどんなメリットがあるのか」ということではないでしょうか。ここでは、そんな”造作家具の特徴”を理解する上で、「ＴＶボード（テレビボード）」を例として、既製品のＴＶボードと比較したときに、造作家具のテレビボードならではのメリットとなる要素をご紹介したいと思います。

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良質なセミオーダー家具（TVボード）には、アジャスター機能が。

造作家具住宅の床（フローリングなど）は、一見平らなようで、実際には、”凹凸””傾き”が存在しています。ゆえに、ＴＶボードとして長さのある家具を設置するときには、ひとつひとつの家具パーツの水平を調節する機能（アイジャスター）が重要な要素となります。

全てのセミオーダー家具（業者によって仕様は異なるため）が対応しているとはいえませんが、良質なセミオーダー家具であれば、床レベル調整用のアジャスターが設置されると共に、現状（床状態）に合わせて現地で組み立てを行うことに。ゆえに、ＴＶボードパーツ間で段差の無いフラットな形状を作り上げることが出来ます。

ＴＶボードパーツ同士を連結補強。（長さのあるデザインのとき）

造作家具既製品のＴＶボードでも、パーツ同士を連結できるものは存在しています。ただし、既成品家具（ＴＶボード）は自分で組み立てを行わなければけいないもので、正直不慣れな人が組み立てを行うと、かなりの時間がかかると共に、精度（水平、機能）が低くなりやすいものです。

造作家具のＴＶボードであれば、基本的に（これも業者によって仕様が異なりますが良質なセミオーダー家具業者であれば、ほぼ対応）パーツ同士を精度高く連結、補強することが可能です。

自分の使い方に合わせて、自由な”配線用穴加工”が可能。

造作家具デレビを含めた各種オーディオ機器及び関連機器の仕様や配置などは、人それぞれで状況が異なるものです。お部屋の設備配置（コンセント位置）なども、当然それぞれ状況が異なるもの。

そこでセミオーダー造作家具の場合は、家具の背面・横板・天板部などに自由に”配線用の穴加工”が可能となります。テレビなど配置計画（使い方・関連機器の数など）をした上で、その状況に応じた、配線穴加工を行うと良いかと思います。

状況（希望）に応じたコンセント（二口コンセント）の追加。

造作家具 ”配線穴加工”と同様に、”コンセント”も各自状況が異なる要素となるものです。テレビ機器だけでなく、周辺に配する家電・照明機器などの計画を含めて、コンセント（二口コンセント）を自由な位置に追加・設置することが可能です。巾木部分、天板、内部背板など。状況に応じて、効果的なコンセント活用が出来ることとなります。

耐震性を確保。既存壁に、転倒防止など固定が可能。（アンカー固定）

造作家具背丈の低い、”テレビボード”の場合は、あまり必要とはならないものかと思いますが、壁面収納及び壁面収納一体型のＴＶボードなどの場合には、地震時などに転倒しないようにすることが必須要素となります。セミオーダー家具の場合には、家具背面板を既存の壁（プラスターボードなどの壁）にアンカー固定することが可能です。「耐震性の確保（防災）」「家具補強（歪み防止）」に役立ちます。

希望に合わせた、”引き出しトレー（仕切り）”の導入。

造作家具テレビやオーディオ機器のリモコンや出し入れすることが多い小物は仕切りのついたオプションの浅い引き出しにしたり。CDやDVD、ビデオは深めの引き出しとすることで、収納されているものが一目で見ることができたりと、生活スタイルに合わせた”引き出しトレー（仕切り）”を選択することが可能です。（これもセミオーダー家具業者の違いによって、オプションの有無、内容にも違いがあります。）

ＴＶボードの天板と壁の隙間を無くす加工が可能。

造作家具既存のＴＶボードなどを設置する場合には、どうしても家具と壁との間に隙間が出来るものです。この隙間幅もマチマチとなってしまうことがあり、見栄えも気になってしまう状況もありますし・・機能的には、隙間に”埃が堆積”カビ・ダニの繁殖場所となってしまうこともあります。

セミオーダー家具であれば、現地状況に合わせて、”天板”を加工（カット）。壁とＴＶボードの天板との隙間を無くすことが可能です。

家具の背面、横面に隠れてしまう”コンセント”を生かすための「穴あけ加工」。

造作家具ＴＶボードを設置しようと思う場所には、大抵”マルチメディアコンセント”が存在しているものです。既製品のＴＶボードを設置するときには、そのコンセントを生かすために、家具を壁からかなり離して設置しなければなりません。家具の横面にコンセントがあるのならまだしも、背面にあるようだと、普段コンセントの利用（付けたり、はずしたり）が出来ないこととなるのが不便な要素に。

そんな状況下においても、セミオーダー家具であれば、コンセント部分の板面を”穴あけ加工” することが出来ます。家具内部にコンセントを露出させることにより、コンセント利用が可能となります。これは、セミオーダー家具ならではの最大のメリットとなる要素です。

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